あくらさ経営学ブログ

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中小企業診断士勉強 4日目-PQCDSME

4/24は勉強4日目。「生産・技術」の試験範囲の中の「PQCDSME」について学びました。

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中小企業診断士勉強 4日目-PQCDSME

生産・技術の試験範囲は主に製造業についての試験範囲です。

生産現場において、品質・コスト・納期を最適化し、効率的に生産活動を行うための基礎知識を学んでいきます。

今日はPQCDSMEについて学びました。

 

 

PQCDSME

PQCDSMEとは、改善をする際に目標や管理指標を設定するときに使用する、生産管理のテーマの頭文字をつなげたもので、生産合理化のための7か条です。

 

生産性(Productivity)

労働生産性や設備稼動率、故障発見件数、平均故障間隔などが管理指標となります。生産性UPのため、企業はさまざまな改善を行います。

 

品質(Quolity)

クレーム件数や不良率などが管理指標となります。クレームや不良が出た際に原因追求することが重要です。

 

コスト(Cost)

材料費や原価率。材料費を削ればいいという訳ではなく、品質を維持しながら適正な水準を見極めることが大切です。

 

納期(Delivery)

納期遅延件数や遅延率、生産リードタイムを管理。

遅延原因となる工程や時間がかかっている工程を特定し、改善します。

 

安全性(Safety)

労災発生件数、災害件数、災害休業日数などを管理指標とします。

 

士気(Morale)

満足度や提案件数など、仕事への取り組み姿勢に関わる指標。

モチベーションが低いと、品質低下、納期遅延、災害発生などにつながってしまう可能性があります。

 

環境(Environment)

廃棄物量や温室効果ガス排出量など、環境負荷に関わる項目。

環境配慮が不十分な場合、企業の社会的責任が問われるため、非常に重要な要素です。

 

 

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終わりに

今日は中小企業診断士の勉強4日目。

PQCDSMEについて学びました。

これからも少しづつ続けていきたいと思います。

 

※現在下記の本を使って勉強しています。

 

 

中小企業診断士勉強 3日目-生産プロセス 設計,調達,作業

4/16は勉強3日目。「生産・技術」の試験範囲の中の「設計、調達、作業」という生産プロセスについて学びました。

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中小企業診断士勉強 3日目-生産プロセス 設計,調達,作業

生産・技術の試験範囲は主に製造業についての試験範囲です。

生産現場において、品質・コスト・納期を最適化し、効率的に生産活動を行うための基礎知識を学んでいきます。

今日は設計、調達、作業という生産プロセスについて学びました。

 

 

生産プロセスとQCD

ものは設計、調達、作業の3つのステップを経て生産されます。

例えば、料理をするときに、レシピを考えるのが設計、食材を買うのが調達、実際に料理するのが作業となります。

この3つのステップをどう行うかでQCDの水準が変化します。

QCDは、Quality(品質)Cost(コスト)Delivery(納期)の3つを意味します。

 

設計

設計は、「機能設計」、「製品設計」、「生産設計」の3つに分けられます。

機能設計は製品が期待される能力を発揮させるために必要な機能を決めるものです。

製品設計は設計した機能を実現するために製品の構成部品などを決める設計です。

生産設計は加工や運搬などの製造現場で安全で経済的に生産するための設計です。

 

調達

ものを作る際には材料の購入が必要です。

材料は多すぎても少なすぎてもいけません。多いと在庫切れにはなりませんが、倉庫費などの在庫コストがかかります。在庫コスト削減のために購入量を減らしすぎると在庫切れとなり製品が作れなくなる可能性が出てきます。

必要なときに必要な分だけ使用できるということを目指していくのが調達となります。

 

作業

実際にものを作るのが作業です。

製造現場では、工程の平準化、標準化、作業の改善などを日々行います。

また、生産計画に沿って生産できるのかを管理することも大切です。

 

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終わりに

今日は中小企業診断士の勉強3日目。

生産プロセスについて学びました。

これからも少しづつ続けていきたいと思います。

 

※現在下記の本を使って勉強しています。

 

 

中小企業診断士勉強 2日目-ライン生産と組み立てセル

4/15は勉強2日目。「生産・技術」の試験範囲の中の「ライン生産とセル生産」について学びました。

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中小企業診断士勉強 2日目-ライン生産と組み立てセル

生産・技術の試験範囲は主に製造業についての試験範囲です。

生産現場において、品質・コスト・納期を最適化し、効率的に生産活動を行うための基礎知識を学んでいきます。

今日はライン生産とセル生産という、生産方法の違いについて学びました。

 

 

ライン生産とセル生産

ライン生産とは、私たちがイメージする、工場での生産である、ベルトコンベアで運ばれる製品に組み付けを行っていく方法です。

生産ライン上の各ステーションで作業が割り振られており、品物がラインを移動しながら、加工を進めていきます。

各ステーションで行われる仕事を「工程」と呼びます。

ライン生産のメリットは、規模の経済が発揮されることで単位当たりコストを低減することができる点。また、各作業者が特定の工程だけを担当するため、経験の浅い単能工でも作業することができます。

ライン生産では、ベルトコンベアで動いている製品にそのまま作業する移動作業方式と、コンベアから一度仕掛品をおろして作業する静止作業方式があります。

 

ラインバランシング

ラインバランシングは、ライン生産上で各工程の作業時間が異なることでダウンタイムが発生してしまうことを防ぐため、工程ごとの作業量を均一化し、作業時間のバランスをとることを指します。

 

グループテクノロジー(GT)とセル生産方式

グループテクノロジー(GT)は、ライン生産時に、部品の形状・寸法・素材や作業工程の類似性に基づいて工程を分類し、似たような工程をまとめる管理方法です。

GTを活用すると、ロットサイズを大きくでき、段取り回数を減らすことが可能となります。

GTで分類された各工程の複数の異なる機械をまとめて機械グループを作り、製造を効率化していくことをセル生産方式と呼びます。

工程集約により、工程間の運搬や仕掛かり在庫削減、生産リードタイム短縮などが実現できます。

 

組み立てセル

ライン生産と対極の位置にあるのが組み立てセルという方式。

こちらは作業者が一人または複数のグループで1つの製品を組み立てる方式です。

1つの製品の完成がそのまま作業者の評価につながるため、モチベーションが高まりやすいというメリットがあり、分業がなくなることで仕掛り在庫もなくなるのも利点です。

 

中小企業診断士試験対策はスタディングもおすすめ

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終わりに

今日は中小企業診断士の勉強2日目として、ライン生産と組み立てセルについて学びました。

これからも少しづつ続けていきたいと思います。

 

※現在下記の本を使って勉強しています。

 

 

中小企業診断士勉強 1日目-生産形態 生産・技術

2024/4/12(金)から中小企業診断士試験について毎日勉強することにしました。今日から開始するのが、「生産・技術」の試験範囲です。

本日は「生産形態」について学びました。

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中小企業診断士勉強 1日目-生産形態 生産・技術

生産・技術の試験範囲は主に製造業についての試験範囲です。

生産現場において、品質・コスト・納期を最適化し、効率的に生産活動を行うための基礎知識を学んでいきます。

なお、勉強には下記の本を使用します。

 

 

生産形態

生産形態は、何をどう作れば最も効率が良いかを学ぶ分野です。

 

受注生産と見込み生産

製造業の形態は、生産と受注のタイミングによって、受注生産と見込み生産の2つに分けられます。

受注生産は、オーダーメイドのこと。顧客の要求する品質やデザイン、規格に応じて、受注してから製造を開始します。

そのため、納期が長くなってしまうことがデメリットです。

見込み生産は在庫を先んじて製造し、販売する方法です。想定した市場で売れそうな規格、品質、デザインを想定し、仕様や生産数を決めていきます。これを需要予測と呼びます。

見込み生産では需要予測が非常に大切で、予測がうまくいかずに売れ残ると不良在庫を抱えてしまうこととなります。

 

小品種多量と多品種少量と中品種中量

生産する品種や生産量で分けると、小品種多量と多品種少量と中品種中量の3つ生産形態があります。

小品種多量生産は大量生産のこと。ベルトコンベアなどを使って同じものを大量に作る方法です。多品種少量生産では、いろいろな商品を少しずつ生産します。

 

個別生産とロット生産と連続生産

仕事の流し方で分けると個別生産とロット生産と連続生産に分けられます。製造時の生産単位をどうするかというもので、個別生産は多品種少量生産向け、連続生産は小品種多量生産向けで、ロット生産はその中間です。

 

終わりに

今日は中小企業診断士の勉強1日目として、生産形態の勉強をしました。

これからも少しづつ続けていきたいと思います。

 

※現在下記の本を使って勉強しています。